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2009年4月

たまのはだ、はなのかんばせ なお、けいこくのうれいあり

庭のバラたちの蕾も膨らみ、牡丹は乱れるように咲きそろいました

お近い方は是非ご覧ください

 

さて

先日は年少担任の段まで書きました

今日はそれから起こったことを少々

 

クラスの立ち回りは困難を極めました

この私が『仕事をしている』と認識して職に当たったくらいです。。。

 

蛮族に王化を説くようなものです

年少から年長までの合同生活

年長者が整っていないので、下はモデリングがなされておらず、

年長者は下の子の統制のなさに引っ張られる悪循環

ダンデリオンとモナミは前年度も以上児にいたので、子どもたちをある程度はあしらえるものの、、、

いわゆる自前独解の『見守る保育』に完全汚染されてるので、活動のやり方は一辺倒で子どももそんなのを見越して要領よく過ごしてる。

うん、最悪やね

我がクラスだけを囲うにしても、まずは年中、年長邪魔なんで、とりあえずのとこまで底上げする方針に転換

毎日ダンデリオン、モナミに

『それ面倒臭い』

『それやめよ』

『それなんでなん』

を連呼。

で、私のスタンスの説明。

『私のはこの園での経験はないんで判断はつかない。持ってるものは良いものも悪いものも全部出すんで、君たちで判断、選択して』

ぐだぐだの昼寝

効率性と子どものやる気の削げる活動展開

時間の無駄な給食時間配分

保護者とのやり取り、対応方法

子どもへのスタンス

掃除のやり方

まあ、ほとんどクラス運営全般に対して

ドンの視点で問題山積み

はじめから立ち上げなおしならどれだけ楽か

なまじ『見守る保育』なんて題目を掲げてるんで始末が悪いわい

そして、2人のおじょうちゃん

数年積んだ経験が小さいプライドになってるだろうし、なんせ、このぐだぐだの先に、きっと子どもがよくなるだろうなんて蜃気楼でもつかむようなこと考えてるだろうし。。。

こりゃ、私との完全決裂になったりして。。。

すると間に挟まれるクラクラ可哀そうだね

なんて。。。

まあ、そんなことを頭の隅に置きながら、手の届く範囲で子どもを切従えて、毎日

『それどうなん?』

の日々

。。。。。。。。。。

。。。。。。。。。。

ところがね、

ちょっと変な流れになって来たんよ

ダンデリオンとクラクラが、ちょっとだけ私の保育を容認するようなことを言ってくれたんよ

しっかり話したのは、多分モナミが先

金曜で、土曜保育のために布団の移動なんかをしてるとき

『子どもの顔が変わっってきた』

みたいな話をしてくれた

で、

私が『子どもは叱らなくても大丈夫。問題解決の方法は色々ある。』みたいな事を言ったのを、自分でも考えた。。。というような話をしたような。。。

ちょっとびっくりしたのは、

そんな風に先に私を許容したのはダンデリオンの方だと、モナミが言ったこと

ダンデリオンが、ドンは突拍子もないけど、子どものことをしっかり考えてると話したとこから、モナミ・ダンデリオンでさらに色々話したとか。。。

正直に言うと、疑り深い私は、

『ダンデリオンめ、年長の重圧を私に同調することで軽くする気か』

などと勘繰った訳ですが。。。

ともあれ、冷戦のようなことを避けられると思うと、

ちょっと気が軽くなり、改めて、

このクラスをどうにかせねばと奮起するドンだったのです。

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故君之所以患於軍者三

孫子、謀攻篇に曰く、君主が余計な口出しをして味方を危機に陥れる3つの事象。

進むべき時に退けと言い、退くべき時に進めと言う。

三軍の内部事情を判らずに軍事に口をはさむ。

三軍の指揮系統を乱して軍令に口を出す。

さて、時を戻して、初日から落胆して帰った後のこと。

混乱する頭を整理して、戦略を再構築。

まず、園長が言っていた『見守る保育に取り組んでいる』は完全に白紙で考えなければならない状態。

指揮系統が完全に麻痺状態で、君臣の信頼関係は零。

保育士のモチベーションと力量は低空飛行。

職員が子どもに『いいかげんにして』と言っていたのを見て、笑いさえ出てしまった。。。

それに子どもたち。。。。いや、子どもたちには非はないのですが。。。

まるで、野猿。

本能的な秩序しかない、サル。。。と、思ってしまいました。

やることとして、見守る保育の実践プランの構築と、その前段階として子どもたちの秩序の構築。

まあ、ほかの職員が低空飛行であれば、自分の動きやすさは増すか、、、

そんなことを一通り考えて、次の日から試練の日々が始まったわけです。

園長が箱物でことを足りさせる方法しか理解できていないのは、さほど問題ではなく、適当にあしらっておけば、まあ、不自由はない程度と判断できました。

適当にあしらって、子どもを作り上げた後、自分の足跡をそのまま方法論として提示すれば、それまでのことで、

あとは忠実な臣下であれば支障はないわけです。

ほかの先生方には、それまで、せいぜい私の動きを行動を煙に巻く陽動部隊として、また、私の作り上げる保育の引き立て役として役に立ってもらいましょう。。。ちょっと、酷いあしらいかもしれませんが、、、まあ、これまでこの保育園の惨状をただただ傍観してきた、言ってみれば加害者の方々ですから、仕方がないとあきらめましょう。

そう割り切って日々は過ぎていきました。

退任直前の主任を軽くなだめ、すかして、あしらって、

理論派の園長と、園長のポチになり下がっている回らない、捌けない次期主任殿を口先三寸で軽くいなして、

保育士であることもおこがましい様な、同輩の先生方に、見守る保育の講釈をたれながら、実際に変わっていく子どもたちの笑顔を見せつけて。。。

なんとも不毛な日々が過ぎていきました。

年度が変わるクラス替えの時、予想通り以上児担任になった訳ですが、ここからのあしらいは少し考えなければなりませんでした。

以上児がすべて一緒に生活をするスタイルでしたから、どうしても他のクラスとの干渉が避けられないのです。

登場人物は、

天然器量良しだが、保育能力未知数の、年長担任ダンデリオン。

子どもを見る視点とその物腰では一目置かれる年中担任モナミ。

体育会系さっぱりサバサバ、年少副担任クラクラ。

そして、泣く子ももっと泣く鬼のドン・シモジョウ。

クラクラは私の直属の形で、新人上がりの2年目。しかし私よりも本園の経験は長いという、微妙な状況。。。しかし、前年度も同じクラスで私の保育を間近で見ていたので、まあ、少しは扱いやすいか。。。

クラス発表を聞く前からおおよその見当はつけていたので、今後の方針は明瞭でした。

あくまで、他の『年数は積んでいる先生方』に、全体の運営は、伺い、従順の形をとりつつ、我がクラスを囲って『最強の年少』を作り上げる。

年長、年中には、せいぜい私のクラスの引き立て役に回ってもらいましょう。。。

本来子どもには全く非はないのですが、どのみち今の体制では年長・年中の立て直しには追い付くはずもなく、あとは本人たちが嫌な思いさえしなければ、そのままスルーしてしまうのも仕方のない事だと、判断できたのです。

課題は、我がクラスだけをどうやって囲うか。

他の2クラスは今までも合同クラスで、まるで山猿のような集団になっていて、それが常態化して子どもも、職員も、保護者も、眉はひそめても受け入れているような状況。

年少は単独クラスから上がってきて、気が散漫して、この状況が続けば他につられるのは必定。

負のモデリングと理性で子どもたちの心を縛り、比較対照して褒め上げることで秩序の定着を臨む。。。まあ、こんなところが無難でしょうか。

そんなことを考えていたわけですが、まあ、話が長くなったので、

方法論のレクチャーはまた次回。

アテプレーデ・オブリガード

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